悲惨な決算発表が始まりますね。
株式をホールドしている個人投資家は気が気じゃありません。
とにかくヤバイ。
心がヤバイ。
精神状態がヤバイ。
でも株をずっと握り締める必要はありません。
今からでもまだ間に合います。売却しましょう。損切りをしてもお得な投資先があります。
決算前に損切り
長期的、中期的に投資している投資家は経済ショックが起きても基本ホールドだと思います。
このホールドしんどくないですか?
私だったら毎日心をえぐられるくらいしんどいです。
3500以上の銘柄がある中でその銘柄をホールドする理由はなんでしょう?
よほどの理由がない限り、その銘柄以上に株価が上昇しそうな銘柄はたくさんあるはずです。
1度決めた事だからと思ってしまいますが、まずは1度、視野を広げてその株式投資というフィールド内にある多くの銘柄にも目を向けてみましょう。
今のあなたは1度購入を決めた時のあなたではありません。
現在のあなたは購入してホールドをした経験者です。
その経験で得られた知識から導き出される答えは購入した時と同じですか?
それともより良い投資先を導き出せる状態ではありませんか?
ほとんどの人は後者だと思います。現在ホールドしているこの状況は明らかにマズイです。
分かっていてもなかなか損切りできないものです。
ここで一つアイデアがあります。
損切りからの買い戻し
明らかにその銘柄が決算が良くないと分かっている時は、1度売却するのです。そして決算終わった後に買い戻しをする。
株主優待の継続年数が気になる銘柄もありますが、ほとんどは気にする必要はないはずですし、継続年数の株主優待の優位性は株価の下落に比べれば小事です。
損切りから買い戻し例
例えば明らかに決算が悪いと分かっている銘柄があります。
現在株価は1000円です。購入金額も1000円です。株主優待の利回りは5%。年間5000円分貰う事ができます。
地獄の決算後株価は暴落。700円になったとします。3万円の損です。
これはメンタルがやられます。下り続ける株価に目も当てられません。
そしてその後ずっとマイナスでホールドしているというのは気分が良いものではありません。
では事前に売却して買い戻した場合です。
決算後株価は700円になっていますが、売却済みなので気にする必要はありません。
逆に気になっていた銘柄の株価がここぞとばかりに下がってウキウキします。
なんせ株価が1000円で購入しても割安だと考えていた銘柄が700円です。
ウキウキしないはずがありません。
700円で同じ銘柄を買い戻しすれば残りの3万円を別の銘柄に使用も出来ますし、更に100株分の追加の資金に充てられます。この時の株主優待の利回りは7.1%。お得ですね。
損切りからの買い戻し【まとめ】
このように売却からの買い戻しはメリットがあります。
株価が下落する可能性大であると明らかに分かっている時は是非この投資方法を実践していきましょう。